スピリチュアルというとインチキ臭いし霊感商法もあるので高額というイメージがあるかもしれません。高額というのは個人差があるかと思いますが、あなたにとって、いくらが高額なのでしょうか?
一般的な相場だとプロの占いで1時間15,000円程度、ヒプノセラピーやNLPなどでも1時間あたり30,000円~50,000円程度です。そう考えると私の潜在意識の書き換えは相場よりは安いです。
実際にスピリチュアルの料金で高額なものもあります。今回はなぜスピリチュアルは高額に場合があるのか、またどのようなスピリチュアル系セラピストに注意しなければならないかについてかいてみました。
なぜスピリチュアル料金は高いのか?
結論から言うと3通り
- クライアントが変わろうという決意がでない
- 自己投資や修行で何年も研鑽した技術を安く売れない(主に受講料)
- 顧客が増えすぎて上げざるを得ない
修行期間中にお試しでやったり、体験をしてもらうのでお試しでやることも私は行っています。
今はネットで情報が手に入るのでクライアント側も1時間の料金は無料が適正で3000円でも高いと言う方がたまにいます。
そんなクライアント側の姿勢にも疑問があります。
この金額はスピリチュアル側に目線で話していますが、3,000円程度で本当にクライアント側も人生を変えたい覚悟ができるのでしょうか。
いくらセッションを行っても人は覚悟がないと変われません。
それなりに研鑽にお金を払ってきたり、何十年も修行や検証してきた技術を低価格で教えられないことも高額な理由の一つです。受講料を支払うことによって時間と経験を即手に入れることができるからです。
もちろんスピリチュアルにはインチキもありますのできちんとホンモノと判断した上でセッションや講座を受講してください。
某ヒーリングのように1箇所のセミナールームに集めて伝授をする場合は安い価格のものもあります。技術を学ぶことになるとスピリチュアルの技術は個別指導で一生モノのスキルを教えるため単発のセミナーよりも高くなる傾向にあります。
スピリチュアルは安ければいいのか?
それではスピリチュアルは安ければそれでいいというのが決論なんでしょうか?そういうわけではありません。
あくまでセラピスト側の目線になりますが、料金が安くて生計がでてきいないスピ系セラピストは多いです。
例え、クライアントに多少良い効果があったとしても、会社員をやっている週末ヒーラーなら生活は安定しているとは思いますが、生活に苦労しているバイト兼任のようなスピ系セラピストは多いのです。
クライアント側が知らなければというのはありますが、セッションを取ろうにしてもバイトに忙しいとか、セラピスト側がこうだとクライアント側にも効果は期待できません。
副業で経験を積むために無料や低価格で行うのは良いと思います。しかしクライアントの姿勢もあるのであくまで経験と割り切るセラピスト側の姿勢も必要です。
ここで技術に自信が持てないとお金のブロックができてしまうスピリチュアルセラピストは多いのです。
スピリチュアルセラピストで気をつけること
ここでスピリチュアルセラピストについて気をつけるべき人について書きます。
気をつけるべきは3つあります。
- あるとき突然心が変わるスピリチュアルセラピスト
- スピリチュアルの原理について説明できない
- そもそも能力がない
あるとき突然心が変わるスピリチュアルセラピスト
人はバランスが大切だと思っています。私自身は常にクライアントに寄り添うことを常に思っています。
スピリチュアルで生計が成り立つレベルになると先生と呼ばれることがあります。まして弟子ができると持ち上げられるからあたかも自分を神と思ってしまう人もいます。
天狗系セラピストでしょうか・・・
クライアントに対して、
- 俺がやってやってるんだとクライントに対して思う
- 弟子が気に入らないから即破門
- とにかく人の配慮に掛ける度量の低さ
そんな人もいますので、クライアント側にもそんな人のセッション受けないように冷静に判断してほしいです。
セラピストがそんな邪念をもっていたら願いなんて叶わないです。たまにいませんか?能力が昔すごかったのに消えてしまったセラピストって・・・
スピリチュアルの原理について説明できない
スピリチュアルは目に見えない世界の扱うものだから、胡散臭いと思われる方も多いはずです。胡散臭いといっても人は神秘的に惹かれるのも確かです。
リーディングと呼ばれる過去世を見たり、オーラをみたり、神とのパイプ役ですとか言ってもクライアント側に言っても、他社には見えないのも信じられない理由の一つです。
ヒーリングと呼ばれるものに関して、ちょっと熱を感じる程度で効果が続かない。それにリーディングとヒーリングを両方できる方も意外に少ないのです。
ヒーリングやリーディングについてはきちんとした理論があります。
理論が分からなければ、ヒーリングやリーディングの技術があがるはずはありません。つまり直感で行っています。かなりの経験がないと直感では効果にどうしてもバラつきがでます。
ちなみに科学的には霊がいるということは証明されていません。悪霊など霊が見えるなどやたらに言うスピリチュアルセラピストは要注意です。
そもそも能力自体がない
クライアントに見えないことをいいことにビジネスチャンスの如く稼いでいる人も事実です。ある意味マーケットの悪用に近い(笑)
スピリチュアルを名乗っている人にも、実際は霊能力もなく、人を救いたいとも助けたいわけでも、使命があるわけではないのに、(霊能力なんてないのに)自分には神のような崇高な能力があるという思いこみだけで仕事をしている人もいます。
霊感商法という言葉を聞いたことがありますか?最近はスピリチュアルハラスメント(スピハラ)と呼ばれているようです。
どんなものかというと
- この壺を買わないと子供は死にます
- 地縛霊がついているので除霊するから何十万円支払いなさい
と人を騙して稼いでいる人もいるのです。
このように言うような方には、お世話にならない事をお勧めします。
顧客がいるからこそ成り立つ
私は専業なので、もちろんお金は稼がなくてはなりませんが多くの人に効果があるからこそ依頼者であるクライアントが来てくれるので生計できています。
そういう意味でも感謝をしていますが、この仕事をやってよかったのは依頼者であるクライアントの表情が来るたびに元気になっていくことです。
これは薬局を経営していた時の患者さんとの大きな違いです。薬局の患者さんは薬を飲むことで現状維持の状態に嫌気が差し、利益を求めれば話す時間も少なくなってしまうのと違いを感じています。
スピリチュアルを利用されるクライアント側がすべきことは、きちんとスピリチュアルセラピストに問い合わせをしたり、よく見たり、話を聞いたりしてセッションをしたり講座を受講すべきかを冷静に判断してほしいです。少しでも不安だったらやめるべきです。